第二章:揺れるコーヒーと揺れるココロ

3日ほどのラインが続くとやっと心が打ち解けてくれたのか、昼間に会ってくれることになった。
そうだな、ここでは聖子さんとでも呼んでいこう。
平日仕事が12時で休憩に入る。
俺は財布と携帯を持ち、一度トイレに入り身だしなみをチェックした。
喫茶店はガラス張りになっていて外から見えるお店だ。
俺は店内を見渡すと、ソファーの席に一人の女性が座っているのを見て騙されていなかったと安心した。
お店に入りアルバイト?の女の人に案内をされたのだが、
俺「待ち合わせですから大丈夫」と断りを入れた。
俺「聖子さんですか?」 聖子「はい。そうです。こんにちは」ラインで下ネタを話していたなんて考えれないほどの美しい女性で、勃起するのをぐっとこらえた。
周りのお客、店の人からはどんな二人に見えたのだろうと今つくづく思う。
俺はとりあえずお腹が減っていたから、ミートソースパスタを注文した。
聖子さんはあまり減っていないらしく、冷たいコーヒーが目の前に置かれていた。
俺「あの、すごくお綺麗な方ですよね。」 聖子「あ、ありがとうございます。なんだか恥ずかしいです」どうやら下ネタの事が気になっていたらしく、とてもうぶな反応を見せてくれた。
さすがに昼間からそんな話はよくないだろうと趣味とかそのあたりから会話を切り出した。
10分後パスタが届いて俺は10分ぐらいでたいらげる。
エロに関係ないことを話してコミュニケーションをとった。
俺「おっと、もう休憩が終わる時間だ。なんかあっというまだったな。」 聖子「そうなのですね。もっと一緒に居たかったですけれど」 俺「平日の昼間しか空いていないのですか?」 聖子「う~ん。あっ今週の土曜日たぶん主人は仕事だったはず。」 俺「じゃその日会いましょうか。」 聖子「子供一人にしてはいけませんので、自宅に来ていただけます?」まさかの展開に驚いたが、聖子さんの自宅にいくことになった。
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