
年を取るといろんなものが麻痺してくる。
夜、一人で歩いてても子供の頃より恐怖や不安を感じない。
ピーマンが苦くなくなるのも味覚の麻痺が原因だそうだ。
老いと共に肛門が緩んでくると言うのはご存知だろうか?
「カメ吉よそれはお前がアナルにいろいろ突っ込みすぎてるからじゃないのか!」
そんな言葉が聞こえてきそうだが、それは断じて無い!!
俺はホモじゃない!!
まず屁が我慢できなくなる。
道を歩いているとき、タバコを吸っているとき、ご飯を食べているとき。
プス。
無意識に屁が出ているのだ。
おっさんが平然と道でオナラするのを見てうんざりしていたものだが、まさか自分が屁コキ人になるとは思わなかった。
屁だけでは飽き足らず最近はうんこも漏らしてしまう様になってきた。
家で椅子に座っていて何気なく屁をこいたら、肛門が熱くなった。
おやおやおやもうそんな季節かと思い立ち上がって確認してみると、
クッションがケツの割れ目に沿って濡れていた。
ん?なんだこれ?
俺っておしりから汗かくの?
とおもって鼻に近づけてみた。
うんこである。
俺はアラフォーにもなって糞を漏らしたのだ。
一人暮らしの俺は顔色一つ変えず紳士的にそのクッションを処理したが、
内心穏やかではなかった。
脱糞男カメ吉の誕生である。
しかし糞を漏らした事でさえ冷静に分析できる胆力まで備わってきたのも事実。
この老人力こそがカメ吉をカメ吉たらしめている所以であろう。
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